平成29年1月21日(土)倉敷市芸文館203会議室において、平成28年度高梁川流域高校生ビジネスプランコンテスト最終選考会を開催し、次のとおりの結果となりました。本コンテストは、倉敷市が高梁川流域連携中枢都市圏事業として初めて実施したもので、昨年11月末の1次審査において、14件の応募があり、最終選考には4件が選定され、審査員・来場者にプレゼンテーションを行いました。
最優秀賞(1件)
岡山県立古城池高等学校 藤原咲穂さん
プラン名:フルーツ―リズム ~果実を軸に展開する修学旅行生を受け入れ民泊事業~
概 要:修学旅行をターゲットとした岡山のアグリツーリズム及び倉敷のまち体験事業。農家の高齢化問題など地域課題を視野に入れながら、農家民泊、農業体験、倉敷の町なかでの着物レンタル事業など魅力のあるプログラムで地域を学ぶ教育ツーリズム。
優秀賞(1件)
岡山県立倉敷鷲羽高等学校(チーム名:ビジネス研究部A)
プラン名:スマホ免許でRMM(ルール・マナー・モラル)皆伝 ~スマホ快適!依存大敵!ルールを守るあなたが素敵~
概 要:高校生を対象としたスマホの免許制度の導入とその認定試験と認定証発行を目的としたビジネス。学校現場のニーズに基づいたモデル事業を自校からはじめて、全国展開する事業。
奨励賞(2件)
岡山県立矢掛高等学校(チーム名:ヤカタン3)
プラン名:矢掛スタディ スタディオ(YSS) ~気軽に使える勉強スペース~
概 要:主として矢掛高校生のための町なかのレンタルスペース事業。矢掛高校生が勉強する環境とまちの交流活動等を融合したコミュニティビジネス。まちづくり団体等のニーズに対応させて、地域活性化も視野においた事業。
岡山県立鴨方高等学校(大岩遼、亀山和可奈、定兼美咲、大塚ゆか)
プラン名:スマホを使って感謝の気持ちを醸成しよう ~ありがとうアプリの開発~
概 要:スマホのアプリ開発事業で、「ありがとう」の気持ちを醸成することによって、地域づくりに貢献するソーシャルビジネス。鴨方高等学校の「感謝」で社会を豊かにする校風に基づいて、心を育て、指の運動による健康法という付加価値も加えている。
審査員と受賞された皆さん
当審査に当たっては、プランの新規性、独創性、実現可能性、持続性、地域への貢献、熱意の観点から、以下の審査員の方々の厳正なる審査を行いました。
また、最優秀賞には、賞状の他、賞金5万円、優秀賞には賞状と賞金3万円、奨励賞には、賞状と地域ブランド商品詰合せが贈られました。
審査員
日本政策金融公庫倉敷支店長 伊藤 俊徳 氏(※委員長)
岡山県立大学デザイン学部准教授 三原 鉄平 氏
有限会社くま 代表取締役 辻 信行 氏
一般社団法人チカク 代表理事 赤木 美子 氏
岡山県産業振興財団 経営支援部 中小企業支援課 コーディネーター 矢野 稔洋 氏